2018年度「仏教と社会に関する研究助成」採択研究発表

「仏教と社会に関する研究助成」に多数のご応募を賜り、誠にありがとうございました。この研究助成は龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市)の後援により、若手研究者の学術活動支援を目指して企画されました。

2018年度の研究助成には厳正なる選考の結果、

山川志典氏の
「奉納品からみる産育信仰と文化遺産としての継承 ─石川県金沢市真成寺を事例として─」

渡瀬綾乃氏の
「寺院と集会所に関する民俗学的研究」

が採択されました。

2018年度研究助成のお知らせ

蓮花寺仏教研究所は、仏教を中心にアジアの宗教、思想、文化を研究する機関です。当研究所では、龍虎山能滿寺より助成を受け、人文研究に従事する優れた若手研究者を支援するために、研究助成の公募を行っております。

1. テーマ 

蓮花寺佛教研究所では、仏教をはじめとするアジアの宗教が、様々な時代、地域の中で、社会の諸要素と関係しあいながら、どのように人間、社会、文化を形成してきたのか、あるいはその中でどのような変容を遂げてきたのかという研究課題に取り組んでいます。この研究助成は、アジアの宗教、思想、文化を研究する優れた若手研究者を支援し、この分野の研究を促進することを目的としています。「仏教と社会の関わり」に関する研究であれば、課題に制限はありません。仏教学はもとより、歴史学、社会学、民俗学、文学、思想史等、様々なアプローチからの独創的な研究をお待ちしています。

2. 募集人数

若干名

3. 応募資格

応募時点で40歳未満の大学院生か大学院修了者。(修士課程修了以上)

国籍は問いません。個人での応募に限らせていただきます。

選考の結果、該当なしとさせていただく場合があります。

4. 助成期間、助成金

二年間 合計30万円

その他、研究発表手当(1万円)及び紀要原稿料(5万円)が支給されます。

5. 締切 

2018年9月30日

6. 応募方法

応募エントリーフォームに必要事項を記入の上、研究業績一覧(形式自由)、研究計画書(形式自由)、過去に発表した論文(1~3本程度)を添付し、9月30日までに下記の住所に郵送して下さい。締切日消印有効です。

7.義務

採用者には、能満寺でのスピーチ(一年目一回)、蓮花寺仏教研究所での研究経過報告(二年目一回)、紀要への論文発表(二年目一回)を行っていただきます。

8.発表

2018年10月31日

採用者の発表は本人に通知するほか、蓮花寺仏教研究所のホームページにおいて行います。

2018年11月23日に龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市駒生町1870 交通費実費支給)において20分程度のスピーチを行っていただきます。

9.問い合わせ・送付先

info@renbutsuken.org

144-0051 東京都大田区西蒲田6-13-14 蓮花寺佛教研究所

主催:蓮花寺佛教研究所      後援:龍虎山能滿寺

2017年度「仏教と社会に関する研究助成」採択研究発表

「仏教と社会に関する研究助成」に多数のご応募を賜り、誠にありがとうございました。この研究助成は龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市)の後援により、若手研究者の学術活動支援を目指して企画されました。

2017年度の研究助成には、厳正なる選考の結果、

鈴木耕太郎氏の
「牛頭天王信仰の変遷と展開の検討 ─室町時代から近世期を通して」

が採択されました。

2017年度研究助成のお知らせ

蓮花寺仏教研究所は、仏教を中心にアジアの宗教、思想、文化を研究する機関です。当研究所では、龍虎山能滿寺より助成を受け、人文研究に従事する優れた若手研究者を支援するために、研究助成の公募を行っております。

1. テーマ 

蓮花寺佛教研究所では、仏教をはじめとするアジアの宗教が、様々な時代、地域の中で、社会的諸要素と関係しあいながら、どのように人間、社会、文化を形成してきたのか、あるいはその中でどのような変容を遂げてきたのかという研究課題に取り組んでいます。この研究助成は、アジアの宗教、思想、文化を研究する優れた若手研究者を支援し、この分野の研究を促進することを目的としています。「仏教と社会の関わり」に関する研究であれば、課題に制限はありません。仏教学はもとより、歴史学、社会学、民俗学、文学、思想史等、様々なアプローチによる独創的な研究をお待ちしています。

2. 募集人数

若干名

3. 応募資格

応募時点で40歳未満の大学院生か大学院修了者。(修士課程修了以上)

国籍は問いません。個人での応募に限らせていただきます。

選考の結果、該当なしとさせていただく場合があります。

4. 助成期間、助成金

二年間 合計30万円

その他、研究発表手当(1万円)及び紀要原稿料(5万円)が支給されます。

5. 締切 

2017年9月30日

6. 応募方法

応募エントリーフォームに必要事項を記入の上、研究業績一覧(形式自由)、研究計画書(形式自由)、過去に発表した論文(1~3本程度)を添付し、9月30日までに下記の住所に郵送して下さい。締切日消印有効です。

7.義務

採用者には、能満寺でのスピーチ(一年目一回)、蓮花寺仏教研究所での研究経過報告(二年目一回)、紀要への論文発表(二年目一回)を行っていただきます。

8.発表

2017年10月31日

採用者の発表は本人に通知するほか、蓮花寺仏教研究所のホームページにおいて行います。

2017年11月23日に龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市駒生町1870 交通費実費支給)において20分程度のスピーチを行っていただきます。

9.問い合わせ・送付先

info@renbutsuken.org

144-0051 東京都大田区西蒲田6-13-14 蓮花寺佛教研究所

主催:蓮花寺佛教研究所      後援:龍虎山能滿寺

2016年度研究助成のお知らせ

蓮花寺仏教研究所は、仏教を中心にアジアの宗教、思想、文化を研究する機関です。当研究所では、本年度も引き続き、龍虎山能滿寺より助成を受け、人文研究に従事する優れた若手研究者を支援するために、研究助成の公募を行うはこびになりました。

1. テーマ 

蓮花寺佛教研究所では、仏教をはじめとするアジアの宗教が、様々な時代、地域の中で、社会的諸要素と関係しあいながら、どのように人間、社会、文化を形成してきたのか、あるいはその中でどのような変容を遂げてきたのかという研究課題に取り組んでいます。この研究助成は、アジアの宗教、思想、文化を研究する優れた若手研究者を支援し、この分野の研究を促進することを目的としています。「仏教と社会の関わり」に関する研究であれば、課題に制限はありません。仏教学はもとより、歴史学、社会学、文学、思想史等、様々なアプローチによる独創的な研究をお待ちしています。

2. 募集人数

若干名

3. 応募資格

応募時点で40歳未満の大学院生か大学院修了者。(修士課程修了以上)

国籍は問いません。個人での応募に限らせていただきます。

選考の結果、該当なしとさせていただく場合があります。

4. 助成期間、助成金

二年間 合計30万円

(その他、研究発表手当(1万円)及び紀要原稿料(5万円)が支給されます。)

5. 締切 

2016年9月30日

6. 応募方法

応募エントリーフォームに必要事項を記入の上、研究業績一覧(形式自由)、研究計画書(形式自由)、過去に発表した論文(1~3本程度)を添付し、9月30日までに下記の住所に郵送して下さい。締切日消印有効です。

7.義務

採用者には、能満寺でのスピーチ(一年目一回)、蓮花寺仏教研究所での研究経過報告(二年目一回)、紀要への論文発表(二年目一回)を行っていただきます。

8.発表

2016年10月31日

採用者の発表は本人に通知するほか、蓮花寺仏教研究所のホームページにおいて行います。

2015年11月23日に龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市駒生町1870 交通費実費支給)において20分程度のスピーチを行っていただきます。

9.問い合わせ・送付先

info@renbutsuken.org

144-0051 東京都大田区西蒲田6-13-14 蓮花寺佛教研究所

主催:蓮花寺佛教研究所      後援:龍虎山能滿寺

2015年度「仏教と社会に関する研究助成」採択研究発表

「仏教と社会に関する研究助成」に多数のご応募を賜り、誠にありがとうございました。この研究助成は龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市)の後援により、若手研究者の学術活動支援を目指して企画されました。2015年度の研究助成には、厳正なる選考の結果、国学院大学非常勤講師・興津香織氏の「近世仏教における思想潮流の変化と社会との関わり ─江戸期のインド哲学研究を通して─」が採択されました。

2015年度研究助成募集のお知らせ

蓮花寺仏教研究所は、仏教を中心にアジアの宗教、思想、文化を研究する機関です。当研究所では、この度、龍虎山能滿寺より助成を受け、人文研究に従事する優れた若手研究者を支援するために、研究助成の公募を行うはこびになりました。

1. テーマ 

蓮花寺佛教研究所では、仏教をはじめとするアジアの宗教が、様々な時代、地域の中で、社会的諸要素と関係しあいながら、どのように人間、社会、文化を形成してきたのか、あるいはその中でどのような変容を遂げてきたのかという研究課題に取り組んでいます。この研究助成は、アジアの宗教、思想、文化を研究する優れた若手研究者を支援し、この分野の研究を促進することを目的としています。「仏教と社会の関わり」に関する研究であれば、課題に制限はありません。仏教学はもとより、歴史学、社会学、文学、思想史等、様々なアプローチによる独創的な研究をお待ちしています。

2. 募集人数

一名

3. 応募資格

応募時点で40歳未満の大学院生か大学院修了者。

国籍は問いません。個人での応募に限らせていただきます。

選考の結果、該当なしとさせていただく場合があります。

4. 助成期間、助成金

二年間 合計30万円

(その他、研究発表手当(1万円)及び紀要原稿料(5万円)が支給されます。)

5. 締切 

2015年9月30日

6. 応募方法

応募エントリーフォームに必要事項を記入の上、研究業績一覧(形式自由)、研究計画書(形式自由)、過去に発表した論文(1~3本程度)を添付し、9月30日までに下記の住所に郵送して下さい。締切日消印有効です。

7.義務

採用者には、能満寺でのスピーチ(一年目一回)、蓮花寺仏教研究所での研究経過報告(二年目一回)、紀要への論文発表(二年目一回)を行っていただきます。

8.発表

2015年10月30日

採用者の発表は本人に通知するほか、蓮花寺仏教研究所のホームページにおいて行います。

2015年11月23日に龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市駒生町1870 交通費実費支給)において20分程度のスピーチを行っていただきます。

9.問い合わせ・送付先

info@renbutsuken.org

144-0051 東京都大田区西蒲田6-13-14 蓮花寺佛教研究所

主催:蓮花寺佛教研究所      後援:龍虎山能滿寺

能満寺学術振興大賞 受賞者発表

「仏教と現代社会」懸賞論文に多数のご応募を賜り、誠にありがとうございました。「能満寺 学術振興大賞」は,龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市)の後援により、若手研究者の学術活動支援を目指して企画されました。第二回目の「能満寺学術振興大賞」 は、厳正なる選考の結果、該当者無しとさせていただきます。

懸賞論文「仏教と社会」のお知らせ

本年度も、蓮花寺佛教研究所では龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市)の後援により、研究論文を公募するはこびとなりました。

本事業は、若手研究者の学術活動支援を目指して企画されました。今回は第二回目の募集につき、まだまだ小規模な活動ではございますが、今後も規模の拡充に努め、実りある成果を目指してまいりたいと存じます。

詳しくは

案内チラシ 懸賞論文エントリーフォーム

をご覧下さい。

能満寺学術振興大賞 受賞者発表

「仏教と現代社会」懸賞論文に多数のご応募を賜り、誠にありがとうございました。「能満寺学術振興大賞」は,龍虎山能滿寺(栃木県宇都宮市)の後援により、若手研究者の学術活動支援を目指して企画されました。第一回目の「能満寺学術振興大賞」には、厳正なる選考の結果、明治大学非常勤講師・伊勢弘志氏の「仏教と現代社会 ─近代日蓮主義を事例とする「顛倒の論理」の考察─」が選ばれました。

能満寺学術振興大賞 受賞論文

 

伊勢弘志

「仏教と現代社会 ─近代日蓮主義を事例とする「顛倒の論理」の考察─」

 

概要

 本論文は、日本近現代史の立場より、田中智学らによる近代日蓮主義運動を分析したものである。
 伊勢氏は、まず、この運動を日蓮宗内部でおこった近代化運動の流れの中に位置づけ、次いで、日露戦争時のナショナリズムの高揚の中で、田中智学が『日本書紀』の建国神話と日蓮主義を融合した独自の国体論を展開していった過程を分析している。そして、田中智学によって創設された国柱会が活動の場を拡げていったその状況と理由を考察し、法華主義の排他性と攻撃性が対外危機による社会不安や憤懣の感情に呼応したこと、あるいは日蓮主義の「此岸救済」が理想社会の実現を目指す運動に正統性を与えたことなどを指摘している。
 さらに伊勢氏は、社会不満の転化は日蓮信仰に特有の傾向ではあるが、社会認知を広めるために厄災を契機にしたり、教義を読み替えて国家や社会の関心に接近することは、近代日蓮主義運動に限られたものではないとし、こうした社会行動を支える論理を「顛倒の論理」として一般化している。この「顛倒の論理」では、自明の結果に導くために、好事例のみを抽出して、後付け的に理由や大義を与えることが行われる。日本近代の諸宗教は、国家による弾圧回避や、信者の獲得などのために、この「顛倒の論理」を用いて、時には本来の教義から逸脱しながら、社会化を進めてきたが、これが恒常化すると、その思想運動としての省察は失われ、真理の探究に踏み出す以前に結論が押し付けられるだけの対話しか生み出さなくなると、伊勢氏は警告する。しかしながら、仏教の教義の一部はその問題の克服に寄与する可能性を含んでいると指摘し、この考察を閉じている。

受賞理由

 近代以降の仏教の社会化の過程について、事例研究に基づいた着実な方法によりつつ、社会史からの観点のみならず、仏教の教義内容に立ち入りながら分析を加えている点に、伊勢氏の意欲が感じられる。「仏教と現代社会」という課題においては、「共生」や「エンゲージド・ブッディズム」などのテーマがとりあげられる傾向があるが、伊勢氏の論文は、こうしたテーマ設定自体に潜む問題点を浮き彫りにしており、その点を高く評価した。また、伊勢氏の問題設定には世界の宗教間や、信者と非信者との間のディスコミュニケーションといった課題との接続性も見られ、仏教と現代社会を考える上で発展性の有る問題を内包している点も評価の対象となった。以上、着実な方法による分析と今後の発展の可能性に鑑みて、本論文を大賞にふさわしいものと判断した。