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be.jpg 共同研究趣旨
蓮花寺佛教研究所では、歴史的存在として不断に変化する仏教が、各時代、各地域の社会の中で、どのように他の諸要素と関係しあいながら、アジアの文化・思想を形成してきたのか、あるいはその中でどのような変容を遂げてきたのかという研究課題に取り組んでいる。発足二年目の二〇〇七年度からは、研究所の研究課題に即した共同研究を設定し、活動を開始した。 

共同研究テーマ「仏教と経済」

近年、行き過ぎた資本主義経済に対し、あらゆる方面から警鐘が鳴らされている。仏教研究の立場からもこれまで現代の経済秩序に対し、なにがしかの提言がなされてきたことはあったが、それらの多くは、十分な学術的分析を欠いたまま、一般的な道徳を提示して終わるものが多く、また社会的な波及力も無かった。蓮花寺佛教研究所では、この問題を宗教と経済という人間の活動の根本から見据え、また社会における宗教の役割を学問的に分析することを目指し、二〇〇七年度に「仏教と経済」というテーマを掲げた。

仏教の歴史は、様々な地域・時代に現れた物質的・精神的現象の集積である。これらの現象の表象としての文化は、当然のことながら歴史的・社会的・経済的事象と結び付いており、それらから仏教を切り離して論じることはできない。この共同研究では、仏教と経済というテーマに焦点をあわせ、各研究員の専門分野から、仏教と経済の間を取り巻く社会関係の網の目を解明し、同時にアジア社会における仏教の文化的、精神的位置を、浮かび上がらせることを目指している。

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